SDGsをリアルに実現!

スウェーデンにSDGs視察に行き、目からウロコの連続!日本でもサステナビリティを実現したいと決意し、活動をスタート。このブログは、地球が子、孫、その先の世代まで持続していくための活動を記録したものです。

SDGsへ第一歩!〜中学生学習支援団体を立ち上げた!

こんにちは。

SDGsプロジェクトプランナーのぴーちゃこです。

スウェーデンSDGs視察に行ってから、日本でももっともっとSDGsを実現させたいと思い、教師の仕事を辞め、SDGsに関連する仕事をしております。

 

2019年の冬に、中学生の無料学習支援団体を立ち上げ、活動を開始しました。

何人か、同じような活動を自分の地元でもやりたいと見学に来てくださったり、スタッフになって学びたいと言ってくださったりしているので、もしかしたらどうやって立ち上げたのか、聞いてみたい!という方がいるかも、と思い、今日はその団体の話をしたいと思います。

 

①自分の思いを周りに伝える

一番最初に動きがあったのは、市が主催の市内ボランティア活動のイベントに参加をしたことです。すでに、私の住んでいる市内で、同じような無料学習支援団体を立ち上げ活動している方と出会いました。その方は、娘の小学校の元先生でした。(担任をしていただいたことはありませんが・・・)

 

「私も、学習支援の活動をやりたいと考えているのですが、どうしたらいいでしょうか」と聞いてみました。すると、先生は、

 

「市のボランティアセンターに連絡をするといいわよ」と電話番号を教えてくださいました。

 

ボランティアセンターって、なんだ?というところから始まりましたが、とにかく電話して私の意思を伝えました。すると、他にも、そういう団体があったらお手伝いしたいという人がいる、とのことでした。そういう人を集めてまた連絡する、と言ってくださり、電話を切りました。なるほど、ボランティアセンターとは、ボランティアしたい人を調整したり、団体の立ち上げに協力したりしてくれるところなんだ!(確かに、被災したりするとボラセンがそういう役割を担っていた!)

 

数ヶ月後、ボラセン(ボランティアセンターの略)から電話があった。

「何人か、一緒に活動したいという人がいるので、一度会ってみませんか?」とのこと。「神!」と心の中で思いました。

 

②一人では何もできないが、仲間が集まるとできることがある

早速会ってみると、手伝ってくれるという私の友人も含め、5人ほどが集まりました。

そこで、自己紹介、活動の方向性、月に何回くらい活動するか、何曜日にするかなど、打ち合わせをし、その1ヶ月後から活動を始めました。

 

中学生に声をかけてくださったUさん、

私が完璧には教えられない数学や理科を教えられるTさん、

小学生の塾の先生を経験しているYさん、他、見守りや応援してくれる仲間も集まり、活動は始まったのでした。

私の役割はというと、書類を作成して団体登録を市役所にしに行ったり、来てくれた中学生に渡すおやつを準備したり、活動時間中に会場に置いて「開催中」であることを知らせる看板を作ったり、そんなことしかしていません。

 

立ち上げて思ったこと。

・自分の思いを声にして周りに伝えることが大事だということ

・お手伝いはするけど、立ち上げるのは嫌、という人が多いということ(笑)

・やっぱり一人でやるより、仲間を集めて活動すると楽に行きたいところに行けるということ(SDGsの17番目の目標、パートナーシップですね!)

 

これが、2019年9月から活動開始の12月までの状況でした。子ども食堂を始めたり、配達フードパントリーを始めたり、学習支援を始める仲間が周りに少しずつ増えてきています。

日本は豊かな国ではありますが、相対的貧困は6人に1人とも言われています。教員時代もそれを痛感したことがあります。なので、学習支援をして少しでも塾に行けない中学生の役に立ちたい、そんな中学生が、塾に頼らなくても自分の力で勉強を進めていける自学力を高めて欲しい、そんな思いで立ち上げました。

 

ということで、これからも、やりたいと思ったことをどんどん実現させて行きますよ!

少しでもSDGsの平和な世界に近づけますように・・・・♪