使い捨てのプラスチックを減らす〜食品ラップからの卒業〜
こんにちは。
SDGsプロジェクトプランナーのぴーちゃこです。自分の住む地域がもっと素敵な場所になるように、この世界がSDGsの理念である「誰一人取り残さない社会」になるように、そして子どもたちの未来のために美しい地球、持続する地球を残すために、様々なプロジェクトを立ち上げて、活動しています。
さて、今日はプラスチックについて。
以前、プラスチックゴミ についての勉強会を実施させていただいたことがあるのですが、実は、我が国は、プラスチック大国、日本!なのです。知っていましたか?一人当たりのプラスチックゴミ 排出量が世界で2位という不名誉・・・
プラスチックは世界の問題
プラスチック問題は、日本の問題だけではなく、世界の問題になっています。それは、海の中にプラスチックゴミ が流れ込んでしまい、海の生物たちの命を脅かしたり、海や海岸を汚染したりしていることです。国連広報センターでもこんなページがあります。
ご存知ですか。実はプラスチックごみの9割が、リサイクルされていないこと。毎年800万トン以上のプラスチックがゴミとして海に流れ込んでいること。すでにその数は銀河系の星の数より多く、2050年には魚の量より多くなると予測されていること。そして、一部は紫外線・海流・波で、マイクロプラスチックと呼ばれる細かい破片となり、有害物質が付着しやすくなり、鳥や魚がエサと間違えて食べ、その魚を私たちが食べていること。買い物で、飲食店で、あらゆるところで、必要ないプラスチックを使うのはやめましょう。そのプラスチックは、使い捨てになるだけではなく、この地球を汚す可能性が高いのだから。
私はちゃんとリサイクルしているから大丈夫。
私はポイ捨てなんて市内から汚してない。
海のプラスチックゴミ の話を初めて聞いたときには、実はそんなふうに感じてしまった私。全然自分ごとにはなりませんでした。
でも、勉強を進めていくうちに、自分は捨てたつもりはなくても、回収の途中で袋に穴が開いてしまったり、ゴミ捨て場でカラスに突かれてしまったり、回収されたはずのプラごみが輸出先で悪さをしているかもしれない。どこでそんないろいろなことが起こるかわからないなら、100%大丈夫とは言えないな、と思ってしまったのです。
で、プラスチックについて勉強をすればするほど、地球のためには減らしていかないといけないのだろうと思い至ったわけです。(遅い!笑)
プラスチックが悪いわけではない
土に還らないというだけで、こんなにも悪者にされてしまっているプラスチック。
だけど、よく考えてみたら、食品を包装することで長持ちさせるわけだから、フードロスには多大な貢献をしているし、軽くて、丈夫で、使い勝手がいいんですよね。プラスチックが悪いわけではない。私たちがどう使うか、というところが問われているのだと思っています。そこで、私の「脱プラ方針」は、繰り返し使うプラスチックはオッケー、使い捨てをなるべく減らしていく、という方向で進めていくことにしました。
で、まずは食品ラップから
使い捨てプラスチックで一番最初に思いついたのは、食品ラップ。これをどうやって減らせるか、と考え、思いついたのがこちらの商品。
(1299円)これねー、便利なんです。保管は少しかさばるのですが、お皿の大きさに合わせてラップ代わりにかけることができます。私はお皿だけでなく、こんなものにも使ったりします。
友達に勧めたら、すごくいい!と好評なアイテムでもあります♪
そして、我が家はおにぎり大好き!畑仕事に行くときにはおにぎりを持っていくことが多いんです。おにぎりにも食品ラップを使っていました。なので、こんなものを購入。
(2個で660円)おにぎらずのケースらしく、握らなくても挟めばできてしまう、楽ちんケースでした。これもプラスチックなのですが、繰り返し使えるということで、ベストな選択ではなく、ベターな選択!と割り切って。
フタ付きの耐熱ガラスケース(2995円)も少しずつ集め始めています。(これを使えばそもそもラップが必要ない)
ということで、食品ラップの使用は激減しました。感覚ですが、8割減くらい。
購入すると最初はお金はかかってしまうのですが、この先ラップを買うために使うお金が節約でき、地球のために少し貢献という気持ちで私は購入するようにしています。長く生きてわかったけど(笑)、物って結構10年、20年単位で使ったりする。だから一度買って大事に長く使う、そういう生き方がいいなと最近思ったりしています。
脱プラ活動は次回にまだ続く・・・
今日は(も?)長くなってしまいました。お読みいただきありがとうございました。