キッチンコンポスト、実験中。
突然ですが、キッチンコンポスト、はじめました。
キッチンコンポストって、知ってます?
キッチンで、生ゴミを処理(堆肥化)できるキットのことです。
どうして生ゴミ(有機物)が堆肥化するか。それは、基材(土、米糠、ピートモスなど)に含まれている微生物たちが有機物を分解して、土に戻してくれるからです。
私は段ボールを使用しています。基材は、和光市環境課のレシピで。
家の外にも、大きなコンポストがありますが、
外にある分、冬は微生物の動きが悪くなり、分解が遅くなっていました。それで、キッチンコンポストの導入を決意したというわけです。
コンポストにはこんな利点があります。
- 生ゴミを処理することができるので、ゴミが減る。
- ゴミ箱の中の、生ゴミの悪臭から開放される。
- ゴミ捨ての時に、生ゴミから出る水分が袋にたまって、ぽたぽた落ちたりしますが、それがなくなる。
- 堆肥を自作でき、庭や畑、プランターで使える。
特に、悪臭や、生ゴミから出る水分でいやーな思いをしてきたので、それから解放されるというだけで本当にコンポストを作る良さを実感しています。
さらに、環境的にも、こんなにいいことが!
- ゴミが減るので、自治体で焼却するゴミの量が減る。
- ゴミの量だけでなく、水分量が減るため、焼却処理をするときに発生するCO2を減らすことができる。
私個人としては、コンポストで生ゴミがリアルに土にかえっていく過程を見ることで、自然の循環を感じることができ、「自然って無駄なものがないんだなぁ」という自然への畏敬の念が湧いてくるってことがいいところだとも思っています。
3月に初めて、ほぼ1ヶ月経ちました。
現在はこんな感じ。
主なものは分解され、少し大きめのものや硬い部分がまだ残っているという感じです。
どこにあるかというと、キッチンのゴミ箱の下にスペースを作り、設置しています。キッチンで出る生ゴミをすぐに投入できるという利点があります。
ただし、この中にいる微生物ちゃんたちは、生きていまして、常に呼吸もしているんですね。なので、水分が段ボールから出てきます。特に底から。
ということで、写真のように、底上げとなっております。(これだけでは少し高さが足りず、新聞紙が結構びちゃびちゃになっていることを今朝発見しましたので、さらに工夫が必要ということがわかりました)※段ボールは二重がおすすめ!
驚くべきことに、この中は常に35度からおそらく42度くらいのぬるま湯のような温かさがあります。微生物ちゃんたちが働いてくれている証拠です。
温度が高くなるまで、はじめてから10日ほどかかりました。なかなか温度が上がらない場合は、油を入れると活性化します。私は天ぷらの廃油を入れました。
今日は、600グラムほどの生ゴミを投入!
これをよく土とまぜておきます。
スコップを使うという人も多いかと思いますが、私は段ボールを壊さないため、また、微生物ちゃんたちの温度を肌で感じたいため、ゴム手袋を使ってまぜています。
さて、今日入れた生ゴミが、今後どうなっていくのか、
またブログで紹介しようと思います。
お楽しみに!!!