SDGsへの第2歩目!フードパントリー実施しました!
こんにちは。
SDGsプロジェクトプランナーのぴーちゃこです。
スウェーデンにSDGs視察に行ってから、日本でももっともっとSDGsを実現させたいと思い、教師の仕事を辞め、SDGsに関連する仕事をしております。
さて、今日は、今年の5月と6月にフードパントリーを実施したことについて書いてみたいと思います。
フードパントリーって何?
フードパントリーとは、知恵蔵miniによると、
「生活困窮者やひとり親家庭など、何らかの理由で十分な食事を取ることができない状況の人々に食品を無料で提供する支援活動のこと。パントリー(pantry)は食品を蓄える貯蔵庫を意味する英語である。2019年に発生した新型コロナウイルスの影響で、子どもたちを食事で支援する「子ども食堂」の自粛が続く中、この活動が脚光を浴びた。」
ということです。要するに、食材を必要とする人に無料で提供する活動ですね!
私がフードパントリーを実施した理由
私が実施した理由は、上記で説明されているように、コロナの影響が大きかったです。
子ども食堂も開催できない状況でもありました。そして、子どもたちが学校に行くことができず、給食が食べれない状況が3ヶ月以上も続いていたからです。
教員の頃、夏休み明けに会うと少し痩せていたり、極端に太っていたりという子が少なからずいました。コロナで親の仕事にもなんらかの影響があり、もしかしたら十分に食べられていない子どもがいるかもしれない、栄養が偏ってしまっている子どももいるかもしれない、そんな心配が頭をよぎりました。
地元の尊敬する元小学校の先生と雑談する中で、そんな話となりました。その先生も、私と同じように子どもたちのことを心配されていました。そこで、二人でフードパントリーの活動をしようと立ち上がったのです。
2020年5月実施のフードパントリー
幸い、私はさいたま市の子ども食堂のお手伝いをしていた関係で、食材を手に入れることができました。この食材は、埼玉県子ども食堂ネットワークさんが、給食で使うはずだった食材を食品ロスにする代わりに、子ども食堂用に引き受けたものでした。そこからお裾分けいただくことになったのです。(感謝!)
二人で協働したからこそ実現した
私は食材の調達ができました。でも、力不足過ぎて、会場の手配も、配る先もない状態でした。しかし、協力してくれた先生は、
- 当日のスタッフとして、ボランティア仲間に声をかけてくれました。
- 公民館が全て閉鎖・・・という中、会場も押さえてくれました。(近所のとんかつ屋さん♪)
- 食材を必要としてくれそうな人と繋がっている団体にチラシを配ってくれました。(社会福祉協議会、地元のシングルマザーサポート団体など)
ということで、私にないものをお持ちの先生と、打ち合わせを重ねながら、少しずつ少しずつ実施に向けて準備を進めていきました。
下記の写真が当日お配りしたものの一部です。(多少人によって内容が異なります)
ということで、
準備した食材は、ほぼ全て、必要としている方にお渡しすることができました!
(ちなみに6月に開催したフードパントリーは、赤い羽根共同募金からの助成金で行いました。こちらも感謝!)
小さい子どもたちが、「わー!お菓子も入ってるー❤️」と喜んでくれたことが、私の心の糧にもなりました。
そして、当日のボランティアの方達、申し込みをしてくれた方達、周りの人にお知らせしてくださった方、配達をかって出てくださった方など多くの方のおかげで、無事、実施することができました。本当に感謝、感謝の1日でした。
ここから学んだこと
振り返ってみると、結局、この活動は、私一人では決して成し遂げることはできませんでした。二人いたからこそ、持っているリソース(資源)を活用して、お互いの凸凹をカバーしあいながら進めることができました。
まさに、この活動からも「協働」することの大切さを改めて感じた良い機会となりました。
何かやりたいことがあったら、自分一人でやろうとせず、誰かと協力してやった方が、圧倒的に楽しいし、楽です!
「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいなら仲間と行け。」